メインコンテンツまでスキップ

snake

新作オンラインアクションRPGとして開発が進められている「BLUE PROTOCOL」というゲームがあるのですが、そちらのユーザーの拠り所として、非公式のフォーラムを開設しました。

BlueProtocol関連のサイトが死んでいってるので、ユーザーフォーラムでも勝手に立ち上げておこうかな。 — snake (@viasnake) March 16, 2022

元々は、今年の3月に作るなんて発言をしたことに起因するのですが、約9ヶ月間だらだらしていたら、音信不通状態だったBLUE PROTOCOL公式が動き出してしまい、急いで公開にこぎつけました。

BLUE PROTOCOL非公式フォーラム

上記URLよりフォーラムへアクセスすることができます。

気ままに運営していきますので、ぜひ使ってあげてください。とりあえずドメインが生きる一年間は運営を続けます。

BLUE PROTOCOLについて

BLUE PROTOCOL

snake

Stable Diffusion web UIをDockerを使用してWindows上で動作させる方法についてまとめてあります。

前提条件

この投稿での環境についてです。必ずしも同様の環境である必要はありません。参考にしてください。

  • OS: Windows 11 Pro 22H2
  • CPU: Ryzen 7 5700X
  • GPU: Geforce RTX 3060
  • メモリ: 32GB
  • Docker、gitが導入可能、もしくは、すでに導入されている環境

当たり前ですが、Stable Diffusionが扱えるだけのスペックが整っている事が前提です。

Stable Diffusion web UI (AUTOMATIC1111 fork)について

AUTOMATIC1111さんがforkしたStable Diffusionです。webuiがついており、コマンドを使うことなくより簡単にStable Diffusionを扱えるようにします。私が知る限り、webuiから最も様々なことができるStable Diffusion forkです。

GitHub - AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui: Stable Diffusion web UI

何ができるかはドキュメントにまとめられています。

Features · AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui Wiki

Stable Diffusion WebUI Dockerについて

普通にStable Diffusionを動かそうとすると手間なので、今回はインストールの手間を減らすためにDockerを使用します。AbdBarhoが公開しているStable Diffusion WebUI Dockerを利用します。

Stable Diffusion WebUI Dockerでは、AUTOMATIC1111、hlky、lsteinのStable Diffusion forkを扱うことが可能です。今回はAUTOMATIC1111 forkを使用します。

GitHub - AbdBarho/stable-diffusion-webui-docker: Easy Docker setup for Stable Diffusion with user-friendly UI

セットアップ

Stable Diffusionのセットアップを始めます。人によっては、部分的にスキップ可能な箇所もあると思います。

(1) git for windowsのインストール

git for windowsをインストールしてください。インストール済みの場合は、無視していいです。

Git for Windows

詳細なインストール方法については解説しません。Downloadより.exeファイルをダウンロードし、手順に従うことでインストールが可能です。

(2) Docker Desktopのインストール

Docker Desktopをインストールしてください。インストール済みの場合は、無視していいです。

Docker Desktop - Docker

詳細なインストール方法については解説しません。Download Docker Desktopより.exeファイルをダウンロードし、手順に従うことでインストールが可能です。

(3) インストールの確認

正常にインストールが完了しており、Docker Desktopが起動状態であれば、Windows PowerShellから以下のコマンドを実行する事で、下記の結果を得ることができます。

Git for Windowsの確認

git -v でインストールされたバージョン情報を確認できます。インストールしたバージョンによって異なる結果が返ってきます。

git -v git version 2.38.1.windows.1

Docker for Desktopの確認

docker version でインストールされたバージョン情報を確認できます。インストールしたバージョンによって異なる結果が返ってきます。

docker version Client: Cloud integration: v1.0.29 Version: 20.10.20 API version: 1.41 Go version: go1.18.7 Git commit: 9fdeb9c Built: Tue Oct 18 18:28:44 2022 OS/Arch: windows/amd64 Context: default Experimental: true

Server: Docker Desktop 4.13.0 (89412) Engine: Version: 20.10.20 API version: 1.41 (minimum version 1.12) Go version: go1.18.7 Git commit: 03df974 Built: Tue Oct 18 18:18:35 2022 OS/Arch: linux/amd64 Experimental: false containerd: Version: 1.6.8 GitCommit: 9cd3357b7fd7218e4aec3eae239db1f68a5a6ec6 runc: Version: 1.1.4 GitCommit: v1.1.4-0-g5fd4c4d docker-init: Version: 0.19.0 GitCommit: de40ad0

もしもDockerの動作確認をしたい場合は、docker run hello-world コマンドでイメージからコンテナを作成してみてください。正常にコンテナを起動することができれば、以下のメッセージを得ることができます。

docker run hello-world Unable to find image 'hello-world:latest' locally latest: Pulling from library/hello-world 2db29710123e: Pull complete Digest: sha256:e18f0a777aefabe047a671ab3ec3eed05414477c951ab1a6f352a06974245fe7 Status: Downloaded newer image for hello-world:latest

Hello from Docker! This message shows that your installation appears to be working correctly.

To generate this message, Docker took the following steps:

  1. The Docker client contacted the Docker daemon.
  2. The Docker daemon pulled the "hello-world" image from the Docker Hub. (amd64)
  3. The Docker daemon created a new container from that image which runs the executable that produces the output you are currently reading.
  4. The Docker daemon streamed that output to the Docker client, which sent it to your terminal.

To try something more ambitious, you can run an Ubuntu container with: $ docker run -it ubuntu bash

Share images, automate workflows, and more with a free Docker ID: https://hub.docker.com/

For more examples and ideas, visit: https://docs.docker.com/get-started/

(4) Stable Diffusion WebUI Dockerをclone

Stable Diffusion WebUI Dockerをcloneします。以下のコマンドを実行してください。

git clone https://github.com/AbdBarho/stable-diffusion-webui-docker.git

現在いるディレクトリ上にstable-diffusion-webui-docker というディレクトリが作成され、その中に内容がダウンロードされます。

以降は、stable-diffusion-webui-docker で作業を行うので、ディレクトリへ移動します。移動するには、以下のコマンドを実行してください。

cd stable-diffusion-webui-docker

(5) モデルデータをダウンロード

Stable Diffusionが利用するモデルデータをダウンロードします。以下のコマンドを実行してください。

docker compose --profile download up --build

このコマンドにより、必要なモデル・ファイルがすべてダウンロードされ、整合性が検証されます。これらのデータは一度ダウンロードするのみで済みます。

ダウンロードされるデータは12GB近いので、十分な容量の確保と安定したインターネット接続が必要です。

かなり時間がかかりますので、待ちましょう。

(6) Stable Diffusion webUIの実行

以下のコマンドを実行することで、webUIを実行できます。

docker compose --profile auto up --build

最初の起動には時間がかかります。最初の起動でダウンロードされた内容などは、 data ディレクトリにキャッシュされるため、次回以降の起動は早くなります。インターネット接続速度によって異なりますが、初回起動には15分から1時間程度かかる場合があります。以降は、20秒程度です。

実行後は、http://localhost:7860/ からアクセスが可能です。

他のforkを使う場合

「docker compose --profile [ui] up --build」の[ui]を以下の文字列のいずれかに置き換えてください。

  • auto
  • hlky
  • lstein

autoはstable-diffusion-webui、hlkyはsygil-webui、lsteinはInvokeAI

GPUなしで動作させたい場合

「docker compose --profile auto-cpu up --build」を使って実行してください。

(7) 日本語化

Stable Diffusion webUIは有志によって日本語化が行われており、組み込まれています。

アクセスした先のSettingsより日本語化を行うことが可能です。 Settingsに移動した後に、下へスクロールすると「Localization (requires restart)」という項目があります。その中からja_JPを選択してください。 その後、Stable Diffusion webUIを再起動することで日本語化されます。再起動する場合、PowerShellからCtrl + Cで終了させてください。起動は(6)に従ってください。

snake

普段使っているデスクトップパソコンをアップグレードしました。という報告です。

さて、PCアップグレードやりますか。 pic.twitter.com/waMIaLpOgz — snake (@viasnake) October 30, 2022

CPU、GPUを取り替えました。合わせて、空冷がヤバそうだったので、ファンも増設しました。

以下は変更点です。

  • CPUはRyzen 5 2600XからRyzen 7 5700Xへ
  • GPUはGeforce GTX 1050TiからGeforce RTX 3060へ
  • CPUファンをAMD純正CPUクーラのWraith Spireから、SCYTHEの虎徹 MarkⅡへ
  • SSD 256GBを追加

マザーボードはMSI X470 Gaming Plusを使用しています。高い金を払ってそこそこちゃんとしたマザーボードを買ったおかげで、買い換えずに済みました。AM4様々ですね。次のメインPC更新がいつになるかわかりませんが、次はきっとAM5になっていることでしょう。

電源は新型コロナが流行った頃に壊れて爆発したので、2年ほど前に買い替え済みです。500W電源のため、十分な電源容量は確保できていませんが、今のところ問題がある感じではないので、当分はこのまま行こうと思っています。

メモリはスロットに空きがないし、使い切れてもないので32GBのままです。

とりあえず動いたので、ヨシッ! 色々様子見た上で、OS再インストールに取り掛かります。 pic.twitter.com/QS3fcBXbQ0 — snake (@viasnake) October 30, 2022

すでにストレージはSSD 256GB、HDD 1TBが積んであったのですが、最近ゲームの容量がインフレし続けており、ロード時間に悩まされていたので、これを気にロード高速化したいソフトウェアを突っ込む用のSSDを追加増設しました。原神が非常に快適で助かっています。

また、パーツ変更に合わせて、OSのクリーンインストールを行いました。Windows 11がリリースされたタイミングで一度クリーンインストールは実施したのですが、最近なんかよくわかりませんが、色々動作がおかしくなっていたので、どうせならということでクリーンインストールしました。

ちなみにちょっと動作がおかしくなるぐらいなら、気にしませんが、一部のexeファイルがクリックで何故か起動できなくなっており、毎回コマンドで立ち上げていました。コマンドプロンプトからだとなぜだか立ち上がるんですよね...

本当にGPUってデカくなりましたよね。デュアルファンになったっていうのはもちろんありますけど

上 RTX3060 下 GTX1050ti pic.twitter.com/6mCU9qmgYx — snake (@viasnake) October 30, 2022

GTX 1050TiからRTX 3060へ切り替えたときに撮った写真ですが、サイズが本当に大きくなっていて、驚きました。シングルファンからデュアルファンになったことによって、大きくなったっていうのはもちろんあるんでしょうけど、本当にデカかった。私は大きいケース使っているのでいいですけど、ケースが小さい人はケースも買い替える必要があるでしょうね。でかいケースで良かった。

アップグレード後

何事もサクサク動くので本当にストレスフリーです。

ディスプレイがWQHDなのですが、GPUのパワー不足でゲームとかだとFPSが安定しないことがあったりました。しかし、RTX 3060パワーによってすごい安定しています。

CPUも強化されたので色々サクサクです。メモリがあってもCPUがさばききれてないことが稀にあったので良かったです。

GPU強化でAIもローカル上で動かせるようになったので、もっといろいろ遊んでみようと思います。

snake

概要

福島県郡山市が公開するオープンデータの一部をjson形式で返すWebAPIです。

API Endpointhttps://koriyama.api.alflag.org/

注意事項

  • API Endpointへアクセスした時点で、本ページに書かれた全ての内容を理解・同意しているものとみなします。
  • 提供されるAPIは全て非公式です。
  • 本APIは郡山市役所と関係ありません。
  • 本APIを利用した場合の損害について一切の責任を負いません。
  • 本APIから取得できたデータの完全性・正確性・有用性・安全性等について一切の保証を行いません。
  • 本APIは事前に予告なく内容等の改変や削除、サービス停止を行う可能性があります。
  • 本APIから提供される情報は、郡山市役所が公開するオープンデータを改変したものです。
  • 本APIから提供される情報は、CC BY 4.0が適用されます。
  • 本APIから取得した情報を利用する場合、郡山市役所が公開する郡山市オープンデータ利用規約に従う必要があります。
  • 本APIへの過度なリクエストは避けてください。

利用方法

レスポンスヘッダーのContent-Typeについて

レスポンスヘッダーのContent-Typeは application/json; charset=UTF-8 となっています。エラー発生時も同様です。

エラー

本APIのエラーはエラーメッセージとサーバが受け取ったリクエスト内容で表現されています。

Bad Request

リクエストされた内容が正しくないときに発生します。レスポンスヘッダーのステータスは 200 OK です。

{
"error": {
"message": "Bad Request",
"request": {
"method":"GET",
"id": "",
"url":""
}
}
}

Not Found

指定されたURLに該当するAPIが存在しないときに発生します。レスポンスヘッダーのステータスは 200 OK です。

{
"error": {
"message": "Not Found",
"request": {
"method":"GET",
"url":""
}
}
}

API

郡山市役所ウェブサイトの「オープンデータの公共施設等情報」「オープンデータのその他の情報」で公開されているファイルの内容をjson形式で取得できます。

v1/{id} で全てを取得できます。 {id} には「オープンデータの公共施設等情報」「オープンデータのその他の情報」上で公開されているファイル名が入ります。

以下は、idの早見表です。

  • 1603: 「市民提案制度」提案等と対応状況(平成29年度分)
  • 1604: 「市民提案制度」提案等と対応状況(平成28年度分)
  • 1605: 「ココナビこおりやま」年度別月別件数
  • 1606: 鯉の生産量
  • 1607: 鯉料理提供店舗数
  • 1705: 市の行政サービス
  • 1706: ふれあいセンター・コミュニティセンター
  • 1707: 公民館
  • 1708: 保健所
  • 1709: 病院
  • 1710: 福祉・子育て支援施設
  • 1711: 働く人のための施設
  • 1712: 上下水道局
  • 1713: 衛生
  • 1714: 霊園
  • 1715: 火葬場
  • 1716: 消防
  • 1717: 郡山水防センター
  • 1718: 保育所(認可保育所)
  • 1719: その他の私立保育園
  • 1720: 幼稚園(私立幼稚園)
  • 1721: 小学校
  • 1722: 中学校
  • 1723: 文化・教育・社会施設
  • 1724: スポーツ施設
  • 1725: 観光・産業施設
  • 1726: 市営住宅
  • 1727: AED設置施設
  • 1728: Wi-Fi設置施設
  • 1729: オストメイト対応トイレ設置施設

APIから返される全てのjsonは、以下のフォーマットに基づいています。

{
"last_updated": {time},
"name": {name},
"id": {id},
"original_url": {url},
"data": []
}

last_updated には内容が最後に更新された日時が入っています。

name には「オープンデータの公共施設等情報」上の分類名が入っています。

id には「オープンデータの公共施設等情報」で公開されているcsvのファイル名が入っています。

original_url には元データの取得元URLが入っています。

data には、取得されたcsvに基づいて生成された配列が入っています。元データが整形されている場合、data は返されません。

更新履歴

2022/07/17

  • /v1/1603 を追加
  • /v1/1604 を追加
  • /v1/1605 を追加
  • /v1/1606 を追加
  • /v1/1607 を追加

snake

以下のプログラムをC言語で書いたので、遺産として書き残しておきます。

3本の線分の長さを入力させ、その3本の線分から三角形を作れる場合に、その三角形の面積、内接円の半径、外接円の半径を求める。三角形が成立しない場合には、エラーを表示する。

isValidTriangleは、三辺の長さa, b, cの三角形が成立するかを返す自作関数です。

getHalfCircumferenceは、三辺の長さa, b, cから半周長を求める自作関数です。

getTriangleAreaは、三辺の長さa, b, cから三角形の面積を求める自作関数です。

getIncircleRadiusは、三辺の長さa, b, cから内接円の半径を求める自作関数です。

getCircumcircleRadiusは、三辺の長さa, b, cから外接円の半径を求める自作関数です。

タグ:

snake

DockerのSwarm modeには、ルーティングメッシュと呼ばれる機能があります。この機能により、外部からのアクセスをロードバランシングすることができます。ルーティングメッシュにより、接続先のノード自身がタスクを実行していなくても、タスクが利用可能なノード上へリクエストを転送してくれるようになります。 Use swarm mode routing mesh

この機能は便利であり、Swarmを冗長構成にするのであれば、必要不可欠な機能の一つです。ただし、ルーティングメッシュが有効になっている場合、アクセス元のIPアドレスを取得できない可能性がある問題が存在しています。正確には取得できますが、接続元のIPアドレスではなく、アクセスを受け付けたノードのIPアドレスが取得されます。

最初に提示した画像を元に説明を行います。

仮に203.0.113.10から Node-03(192.168.10.102:8080)へアクセスがあったとします。Node-03上に利用可能なタスクがないため、全てのリクエストは利用可能なタスクの存在する異なるノードへ転送されます。そのためNode-01もしくはNode-02のnginx.1がアクセスを受けます。この時、アクセスを受けたnginx.1でアクセスログを確認すると、接続元のIPアドレスはNode-03のIPアドレスである192.168.10.102が記録されています。

という訳で、ルーティングメッシュによりリクエストが転送された場合、転送元のノードのIPアドレスが記録されてしまいます。

一般的に元のIPアドレスを取得場合、httpではX-Forwarded-Forと呼ばれるプロキシを通した際に元のIPアドレスを保持する仕組みを利用し、L4ではProxy Protocolと呼ばれるロードバランサを通した際に元のIPアドレスを保持する仕組みを利用します。

しかしながら、ルーティングメッシュによって転送されたリクエストは、X-Forwarded-ForやProxy Protocolが対応してないんですね。類する代替手段が用意されている訳でもないため、Docker Swarmのみで元のIPを取得することは不可能です。

この問題はすでに把握されており、issueは立ち上げられています。しかし、2016年から開かれ続けており、すぐに解決される問題ではない気がします。

Unable to retrieve user’s IP address in docker swarm mode · Issue #25526 · moby/moby

Proxy Protocolのサポートも同様にissueは立ち上がっているものの、すぐに解決される問題ではなさそうです。

Proxy Protocol support in Swarm ingress · Issue #39465 · moby/moby

対処法1

この問題に対する対処法として、ルーティングメッシュの無効化があります。しかし、Overlay Networkの利点を失うことになる点は注意してください。

Docker-composeの場合、long syntaxでポートを以下のように指定することでルーティングメッシュを無効化することができます。

  • target: 80 published: 80 protocol: tcp mode: host
  • target: 53 published: 53 protocol: udp mode: host

modeを省略した場合、もしくは、ingressを設定した場合はルーティングメッシュが有効になります。

Docker Swarmを使う意味がよく分からなくなりますが、クラスタの外側にHAProxyのようなロードバランサを設置してあげることで、ルーティングメッシュみたいなことはできるようになります。

対処法2

docker-ingress-routing-daemonなるものを利用することで、元のIPアドレスを取得できるようになるらしいですが、使ったことがないので詳しいことはよく分かりません。少なくとも、私は複雑になり過ぎるので使おうと思いませんでした。

GitHub - newsnowlabs/docker-ingress-routing-daemon: Docker swarm daemon that modifies ingress mesh routing to expose true client IPs to service containers

snake

本投稿は、株式会社ワンダーシェアーソフトウェアからの提供で執筆を行っています。

世の中には数多くの動画編集ソフトウェアがあり、人によっては自分に合うソフトウェアを探し、インストールとアンインストールを繰り返したこともあるかも知れません。この投稿では、その数多く存在する動画編集ソフトウェアの一つである「Wondershare Filmora」のレビューをしていきます。

Wondershareとは

2003年に設立された中国の企業です。正式名称はWondershare Technologyです。日本にもオフィスがあり、日本では株式会社ワンダーシェアーソフトウェアという社名となっています。Wondershareは、この投稿で紹介するFilmoraを中心に4つの関連製品と、その他17個ものソフトウェアを開発・販売しています。

Wondershare社についての詳細は下記をご確認ください。

ワンダーシェアーについて | Wondershare

Wondershare Filmoraとは

Wondershare社が開発を行う動画編集ソフトウェアです。初心者から上級者までが使うことができるオールインワン動画編集ソフトであり、動画編集に必要なものはもちろん、動画共有プラットフォームで活躍するクリエイターに向けた機能も多数備えています。

[公式]Wondershare Filmora-簡単にプロ並みの動画編集・動画作成ソフト

利用料金は?

無料で利用することが可能ですが、機能に制限があります。無料版と有償版の違いについては公式ウェブサイト上で紹介されていますが、無償版の場合、出力後の動画にウォーターマークが入ります。その他の機能に制限はありません。ウォーターマークを気にしない場合や、ちょっと作成した動画を友だちに見せるだけの場合などは、気にする必要はないかと思います。しかしながら、ちゃんと使ったりする場合は、有償版へ切り替える事をおすすめします。

有償版の価格

個人向けの場合、永続ライセンスは8,980円で購入が可能となっています。

永続ライセンスの注意点

製品を永続的に利用可能で、マイナーアップデートは無料です。しかしながら、Filmora 11がFilmora 12になるようなメジャーアップデートは無料ではありません。新たな永続ライセンスが必要になります。https://filmora.wondershare.jp/buy/win-video-editor.html

1年間プランの場合、Filmoraの全てのバージョンでアップデートがあり、年間6,980円です。

どちらのライセンスの場合であっても、追加でエフェクト・プラグインをバンドル購入する事が可能であり、Filmora内で利用できるエフェクトを追加することができます。

執筆時点の情報ですので、最新の情報は公式ページをご確認ください。

Wondershare Filmora 料金プラン (公式ウェブサイト)

最新バージョン「Filmora 11」

料金でふれたようにFilmoraにはバージョンが複数あり、定期的なアップデートが行われています。この投稿では、執筆時点で最新バージョンとなるFilmora 11の機能の一部を紹介します。 Wondershare Filmora Windows版 のバージョン履歴

上記の画像は公式ウェブサイトに掲載されているバージョン履歴の一部です。FIlmora 11で追加された機能は多く存在していますが、今回は個人的な動画編集用途的にこれ良い!って思った機能を紹介します。

オーディオ同期

一般的に動画を撮影する際には、映像と音声を1つのセットでまとめてデータにします。スマートフォンやパソコンで画面録画をする際に、出来上がった動画ファイルには、映像と音声が一緒に記録されているはずです。

しかし、録画環境や高品質な動画を作るために、音声別撮りという手法をとる場合があります。これは言葉通り、録画する映像と音声を別々のデータとして作成して、動画編集段階などでくっつけるといったものです。

これは綺麗な音声にできたり、加工をやりやすかったりする一方で、編集が滅茶苦茶に面倒くさいという問題を抱えています。考えれば当然ですが、一体になっている場合、映像と音声の同期を考える必要は無いのです。しかし、この場合、自分で同期させる必要があり、非常に手間がかかります。

しかし、オーディオ同期機能であれば、数秒で映像と音声を同期させることができます。やり方は簡単で、メディアのインポートに同期させたい動画を音声を追加した上で、同時選択し、メニューから「オーディオ同期」をクリックするだけです。

環境再現が難しいので十分な検証ができていないのですが、私はフレンドを何人も交えてゲーム動画を撮影することがあります。他の人の視点の映像と同じ音声で入れ替える編集をする作業をすべて自力でやっていましたが、この機能があればもう二度とそんなことしなくて済みそうです。

スピードランプ

動画で稀にスロー再生や倍速再生をしたくなる場面があると思います。私もあるのですが、綺麗に見せるためにフェードや急に倍速/スローにしても違和感がないようにしようとすると、結構面倒臭いです。速度の指定や、範囲の選択など、やってることはシンプルで動画編集の基本機能で可能ながらも、とりあえず色々組み合わせなきゃいけないので、かなり時間を使います。

Filmoraに搭載されたスピードランプという機能を使えば、この面倒な作業から開放されます。っていうかされました。

やり方は非常にシンプルで、タイムライン上に配置された動画を右クリックして、「スピードランプ」を選択し、左上から加速する位置、減速する位置、その速度などを直感的に選択可能です。

初めに言及したとおり、これ自体は世の中の大抵の動画編集ソフトで加能です。しかしながら、Fiilmoraでは直感的かつ素早く実現できるようになっています。素早く思ったことを実現できるのはあらゆるソフトで重要です。私が知る限り、Filmoraがダントツで機能が使いやすいです。

テンプレートプリセット

近年、有償動画編集ソフトの標準機能になりつつあるテンプレート機能ですが、当たり前のようにFilmoraに付属しています。執筆時点でテンプレートは100個ぐらいでした。数は他のソフトと比べると多いとは言えませんが、数があっても検索とかが面倒なだけなので、個人的にはいい感じです。特定の用途のテンプレートが極端に多いともあまり思いませんでした。少なからず量に差はありますが、ちょっと動画作るだけであれば、充分過ぎる数あります。 ワンクリックでテンプレートがダウンロードされ、テンプレートの動画や画像の差し替えも容易でした。正直にここら辺の機能は製品間で大きな差は生まれにくいです。少なくとも使いにくいといった印象は抱きませんでした。

ストックメディア

動画編集ソフト上から動画に自由に使える映像や写真といった様々な素材を取得できます。この機能も意外と業界標準になりつつあるのかなと思っています。

公式ウェブサイトの説明によれば、1000万以上のロイヤリティフリー素材があるらしいです。本当にそんなにあるの?と思ったのですが、どうやらPexelsやGiphy、Pixabay、Unsplashからソフト上で素材を追加できるようになっていました。 これらウェブサイトは有名なサイトで、動画に限らずウェブサイトや広告などでも利用される素材サイトです。このウェブサイトでもUnsplashを利用しており、Unsplashの画像を大量に活用させていただいております。各サイトのポリシーに従う必要はありますが、素材利用を想定したサービスたちなので、厳しいものではないです。

ちなみにFilmora内のオーディオ、タイトル、トランジション、エフェクト、エレメントにも利用可能な各種素材が膨大な量そろっています。これらの素材はストックメディアとは異なり、FilmstockというWondershareが提供している素材サイトのものです。 素材の単体購入の他、サブスクリプションなどもFilmstock上では提供されていますので、気になる方は以下よりご確認下さい。

【公式】Wondershare Filmstock | 著作権フリーの動画エフェクトやアフターエフェクトテンプレート、ビデオ素材、効果音

Filmstockの料金プラン・よくある質問

完全に個人的な趣味で恐縮ですが、AI音楽なる項目があり、惹かれました。中にはAIによって生成された音楽がたくさんありました。私の記憶が正しければAIによる作曲というのは8年ぐらい前から一般向けサービスとして注目され始めました。もしかしたら、そのうち動画1つにつき新しい音楽が1つ使われる時代も近いかもしれません。

こちらもストックメディア同様に、ワンクリックで自動ダウンロードされて動画へ利用可能です。

その他の魅力的に感じた機能

すべての機能を完璧に網羅できている訳ではないので、十分な紹介ができないです。申し訳程度に、この機能使ってみたい!便利そう!と思った機能をまとめておきます。

Filmora 11とか関係なく前から存在している機能もあります。

オートモンタージュ

動画を選択してインポートして放置しておくと、音楽に合わせた動画を自動で作ってる機能です。 残念ながら、いい感じの動画を持ち合わせていなかったので、過去に私が作った実況動画をインポートしてみました。

喋りをボイスロイドにさせている上に、編集後の動画をインポートしたため、カット部分がやたらと悪目立ちしていますが、動画のジャンルや撮影方法によってはほぼ気にならない水準で良さげなモンタージュ動画を作成してくれると思います。(生放送の録画1時間分とかを突っ込んだら勝手に動画化してくれるようになるかもしれない)

オートハイライト

編集後の動画を出力する際に、オートハイライト機能を使うことができます。

こちらは出力する動画の見どころを勝手に切り取って、TikTokやYouTube Shortsなど向けの短い動画を自動生成してくれます。 YouTubeに動画をアップロードして、ついでにTwitterとかYouTube Shortsだったり、短い宣伝動画も作りたい!だけど、面倒くさい!こんな時に重宝します。正直、めちゃくちゃよいハイライトが生成されるわけではありませんが、それでも短いちょっとしたハイライトを自動生成してくれるのは、ありがたいです。クオリティにはつながりにくいですが、作業効率向上には大きく貢献します。

こちらも完成済みの動画を再出力しただけですが、サンプルとしてアップロードしておきました。

スクリーンレコーダー

動画編集ソフトの範疇から大きく逸脱した機能の1つであると断言できます。けど、オールインワンのソフトってそれはそれで便利ですよね。 やはり本職の録画ソフトと比較すると貧弱に思えますが、プロフェッショナルを求めているわけではなく、手軽にそこそこ高品質な録画が必要な時には重宝しそうです。

AIポートレート

最近流行りのAIさんを活用し、背景削除や被写体の縁取りが可能です。 私は基本的にゲームのために撮影/編集しているので、ほとんどお世話になることはないと思いますが、実写を編集するなら絶対に欲しい機能の1つだと思います。

結局Filmoraって良い動画編集ソフトなのか

私個人が使ってみた感想に過ぎないですが、非常に良いソフトだと思いました。特に手軽に動画編集したい人、高度な動画編集を求めていない人に、おすすめできます。

動画編集に必要な物がすべて揃っています。その上、UIがわかりやすくて見やすくて、機能を利用する上で直感的に使えるのが、かなりポイント高いです。専門用語的にはUI/UXなんて言いますが、UI/UXが非常に洗練されていると感じました。動画編集を苦と思わせないように、必要機能を適切な形で盛り込んでいるが、個人的にすごい好評価です。

一方である程度高度な編集を求めている方には合わないとも感じました。ここでいう高度な編集というのは、映像素材を組み合わせて一つの動画を作る人ではなく、モーショングラフィックスみたいな図形とかを動かしたりするような、一つの映像作品を作り上げるような人です。そういう人の場合は、わざわざFilmoraを選ぶ必要はないと思います。別に不可能ではないのですが、高度な編集を快適にするというベクトルですごい便利になっているわけじゃないです。

逆に言えば、ある種のテンプレート化された動画をコンスタンスに作りつづけるYoutuberの様な方々には超絶おすすめです。一つ一つの動作にストレスがなくて、シンプルに思ったとおりの動画を作り出せるというのが、Filmoraを選ぶ最大の価値といえるかもしれません。

もしもFilmoraに興味持てたら、ぜひ公式ウェブサイトよりお買い求めください!

Wondershare Filmora (Windows版)の購入ページ

Wondershare Filmora (Mac版)の購入ページ

[公式]Wondershare Filmora-簡単にプロ並みの動画編集・動画作成ソフト


おまけ

UI部分などを十分に紹介できていないので、参考画像をいくつかコメントと共に貼り付けておきます。 メインメニュー。起動時に一番最初に開くページです。メニューがシンプルで好みです。俗にいうテンプレート機能です。選んでそれっぽい動画が完成します。もちろん素材は入れ替え可能。初心者に向けた動画がたくさんあって、本当に初心者が使いやすいソフトなんだなと客観的に見て思いました。動画編集画面。ここは一般的な動画編集ソフトと同じです。左上がマネージャ、右上がプレビュー、下がタイムライン。細かい出力設定も可能。滅茶苦茶細かくできる訳ではないですけど、一般的に良くいじる項目は一通りいじることができます。

関連リンク

Wondershare公式ウェブサイト

【公式】Wondershare(ワンダーシェアー):デジタル・クリエイティビティ・オフィス効率化・データ管理

Wondershare Filmora Windows版トップページ

[公式]Wondershare Filmora-簡単にプロ並みの動画編集・動画作成ソフト

Wonder share Filmora Mac版トップページ

[公式]Filmora 11(フィモーラ 11) Mac版-動画編集・動画作成ソフト(マック版)

Wondershare Filmstock トップページ

【公式】Wondershare Filmstock | 著作権フリーの動画エフェクトやアフターエフェクトテンプレート、ビデオ素材、効果音

snake

昨年、2021年の7月1日に過去に私が運営していた「Gravitto」という組織を解散しました。そこから「viasnake.com」へ実質的な移管が行われましたが、そこから更に「Alflag」という組織を立ち上げました。

Alflag 公式ウェブサイト

背景

Gravittoは解散したという事になっていますが、運営していたサービスや人、リソースなどは、viasnake.comで全て引き取っていましたので、実質的な移管です。この背景には様々な事情がありますが、主な理由は「生活への負担が年を跨ぐごとに増加していて、耐えられなくなった」と「ちゃんと区切りをつけて、新たなことへの取り組みをしたかった」です。前者は組織が抱える欠陥で、後者は気持ちと負担の問題です。

生活への負担が年を跨ぐごとに増加していて、耐えられなくなった

これまで組織を運営していた過去10年の間に積み上げてきたものを、形式的であっても維持する義務が生じていた為に、組織を回すコストが増大していました。更に組織が年々活発的ではなくなっていた為、最終的に自転車操業状態を一人で続けている状態となっていました。過去に組織形態をデザインした際には、複数人でなにかに取り組むという前提のものとに組織を形成していた為に、こうなるのは時間の問題でしたし、ある種当たり前とも言えます。

この問題を解決する為にGravittoを解散し、組織としての受け皿としてviasnake.comを用意し、ワンオペでも回る組織に一時的に強制的に変えました。しかし、これは一時策であり、再び類似する壁が現れるのは時間の問題でした。そこで今回「Alflag」を立ち上げ、根本的問題の解消を試みています。

ちゃんと区切りをつけて、新たなことへの取り組みをしたかった

同時に物事を進めることは非常に負担となり、取り組むべき問題も大量にあったために、思うように物事が前に進まないであろうことを想像するのは容易です。そこで一先ずこれまでにケリをつける事は、新しいことをする上で必須の要件でした。実際、最初の立ち上げが終わった今の段階では一旦のケリをつける事は間違った判断ではなかったと実感しています。

Alflagが目指すところ

Alflagが目指すのは、前身組織が抱えていた従来のサービスと、将来のサービスのプラットフォームです。

従来と将来では、当然ながら考え方もやり方も、人も違う可能性が大いに高いです。このとき生まれるギャップを埋めるためにAlflagが存在します。ある種の共通基盤をAlflagが持ち、それらを全て共有財として扱い、共用していくことで、全体のコストを下げる事を目的としています。

前身組織時代から、当然この試みは行っていましたが、上手くハマりきっていませんでした。そこで新たに一から組織を作ることで、物事のピースがハマるように組織を適応させています。

Alflagにおけるワンオペ問題

Alflagには、様々なステークホルダーがいます。その中にはチームメンバーも含まれています。これはワンオペを解消する為ではなく、足りないリソースを必要に応じて補充できるようにしてあるだけです。

そのため根本的にはワンオペです。しかし、やりたいことを自由にやれるようにしています。言葉を選ばなければ、しがらみから無制限に無責任に逃れながら、楽しいことを楽しくする為の組織となっています。

Alflagのチームメンバー

入りたい人も去りたい人も自由であるという精神は、永年変わりません。Alflagも例外ではありません。

AlflagのチームメンバーであればAlflagのリソースは理論上誰でも自由に扱って良いことにしてあります。Alflagを組織マネジメントするも、技術的に進化させるも、新たなサービスを立ち上げるも自由です。

Alflagが抱えるもの

Alflag.orgに関するものは勿論、MCPlayNetworkに関連する全て、viasnake.comの全てをAlflagが抱えます。

しかしAlflagのもとで全てを管理するわけではありません。MCPlayNetworkは独自の関係者、viasnake.comにも独自の関係者がいます。それぞれがそれぞれのやりやすい形で物事を進めていきます。

現在と今後

Alflagの立ち上げ作業は、今年の初めから始まっています。流石に半年間準備に時間をかけただけあり、十分基本的なところは揃いつつあります。しかしながら、まだ全てがAlflagを活用できておらず、上手く回っていません。今後半年をかけて、全てのサービスとAlflagを連携させていくことを目標としています。

問い合わせ先

代表者である私宛でも構いませんが、メールボックルで分類している関係上、[email protected]へご連絡いただけると、alflag関係とすぐ判別つくのでありがたいです。

snake

家電量販点などで販売されるパソコンの謳い文句として「オフィスソフト搭載」というのがよく見られます。しかし、可能ならば安く購入したいと考えるのが人間です。そんな方々に代わって、「オフィスソフト搭載パソコンの価値」と「非搭載パソコンでの立ち回り」を考え、オフィスソフト搭載パソコンを買いたくない方々に理由を提供してみようとおもいます。

この投稿が対象としている人について

「新たにパソコンの購入を検討しており、少しでも価格を抑えたい」と考えている方、もしくは、「オフィスソフトが必要になるかもしれないし、無いと困るかもしれない」と考えている方のどちらかに読んでもらう事を期待しており、「オフィスソフトは要らない。」や「オフィスソフトは必要。」など自分の中で一つの答えを出せている人は読む必要がなく、読んだとしてもつまらなくて退屈な投稿かと思われます。

オフィスソフトとは

「オフィスソフト」を馴染みのない言葉で表現すると「オフィススイート」となります。オフィスソフトという言葉が浸透した結果、オフィススイートという言葉が薄れてしまいました。では、オフィススイートが指すものとは、一体何であるのかを確認するため、Wikipediaから引用します。

オフィススイート(英: Office suite)とは、デスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット、スマートフォンにインストールされて使用、または、クラウドサービスで使用する、オフィス業務に必要なソフトウェアをセットにした、ソフトウェアスイートの一種。スイートとは、「ひと揃え」という意味。より一般的にはオフィスソフトとも呼ばれる。ワープロ(ワープロソフト)、表計算、電子メール(電子メールクライアント)、個人情報管理、プレゼンテーション(プレゼンテーションソフト)、データベース(データベース管理システム)、DTPなどのアプリケーションソフトが組み合わされる。

オフィススイート - Wikipedia

長いので、簡単にまとめると「オフィス業務に必要なソフトウェア一式をバンドルにしたもの」になるかと思います。最も知られているであろうオフィススイート製品「Microsoft Office」にバンドルされているソフトウェアで具体例を挙げるならば、ワープロはWord、表計算はExcel、プレゼンテーションはPowerPoint、電子メールはOutlookです。

オフィスソフト搭載パソコンのオフィスソフト

オフィスソフト搭載と銘打ったWindowsパソコンにインストールされているオフィスソフトには、殆どに場合でMicrosoft OfficeとWPS Officeの2種類があります。

Microsoft Office

Microsoft Officeは買い切りとサブスクリプションがあり、買い切りは毎年リリースされます。

買い切りのOffice Home & Business 2021は38,284円で、Word・Excel・PowerPoint・Outlookが付属します。

サブスクリプションのMicrosoft 365 Personalは年間12,984円で、Word・Excel・PowerPoint・OneNote・Outlook・Teams・Access・Publisherが付属します。

すべての Microsoft 365 プランを比較 | Office 365 は Microsoft 365 になりました

WPS Office

WPS Officeは元KINGSOFT Officeです。買いきりのみであり、格安オフィスソフトとして紹介される事が多いです。

Platinum Editionは9,990円、Gold Editionは7,390円、Standard Editionは5,690円、Personal Editionは4,190円です。

Personal EditionのみWPS Presentationが欠けており、それ以外のエディションはWriter・Presentation、Spredsheetsのすべてが付属しています。

エディションごとに機能の制限があり、そこで差が出ています。詳細は以下のページを確認してください。

オフィスソフト製品一覧 - キングソフトのオフィスソフトWPS Office 2(WPSオフィス2)

「オフィスソフト」と言われたときに多くの人が想像するであろうMicrosoft Officeですが、価格が圧倒的に高い。Microsoft Officeと比べてWPS Officeは安いものの、それでもやはり価格としては高い。

どちらのオフィスソフトを選択肢しようとも、使うか分からないソフトウェア/使用頻度が多くないソフトウェアに対して払っても良いと思える額じゃないです。そこそこ使用頻度が高くても、可能ならもっと安めに購入したいです。

そこで更に安いか、無償で同等もしくはそれ以上の機能を備えている代替ソフトウェアを考えてみます。

代替オフィスソフト

オフィスソフトに含まれる製品は多岐に渡ります。そこでMicrosoft Officeで言うところのWord/PowerPoint/Excel、WPS Officeで言うところのWriter/Presentation/Spredsheetsの基本的な3ソフトウェアに絞り、同等の機能を保有する代替オフィスソフトを考えてみます。

Apache Open Office / LibreOffice

OpenOffice.orgがかつて開発を行っていたオープンソースのオフィスソフトの後継プロジェクトです。Apacheソフトウェア財団が開発を行っているのがApache Open Office、The Document Foundationが開発を行っているのがLibreOfficeです。

Apache Open Officeについてはメンテナ不足でメジャーリリースがされておらず、バグフィックスなども行われていない状況が続いています。そのためLibreOfficeを利用することが推奨されます。ここでは主にLibreOfficeについて話します。

オープンソースソフトウェアであり、無償で利用が可能です。

Google ドキュメント/スプレッドシート/スライド

Googleで無償で提供するブラウザで動作するオフィスソフトです。オフィスソフトというか、オフィスサービスですね。ブラウザでのみ動作します。

Google アカウントを所有していれば、誰でも無償で利用可能です。ブラウザで動作しており、データはGoogleが提供するクラウドストレージのGoogle Driveに保存されるので、データ共有が容易ですし、データの破損や損失の可能性が低いです。

性質上、インターネット接続がなければ扱えません。が、現代においてインターネットに一切つながらない場所を探すほうが難しいです。ほとんどの場合に気にならないかと思います。

有償と無償の違い

基本機能は、いままで列挙してきた各種ソフトウェアの間で差はないと思います。基本的に各種オフィスソフトは互換性を意識しているため、新機能の実装やその実装スピードに違いはあれど、大きな違いは生まれにくいです。

そのうえで有償オフィスソフトの利点を考えてみると、やはり安定した開発力という点では無いでしょうか。新しい機能や新しいデザインを実装するときには、開発力が必要です。そして、開発力を揃えるにはお金の力を活用することが近道であったりもします。この点の優位性は有償のほうが圧倒的と言えるでしょう。